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【絣の柄】05

花(椿)

前回に引き続いて花柄のご紹介です。
生地の幅いっぱいに大胆に椿の花をあしらった大柄のデザインで、蕊(しべ)の黄色、花びらの赤、葉の緑が一際目をひきます。

この三色は、久留米絣産地では「つまみ染め」と呼ばれる捺染(なっせん)の技法によって染色されています。
「つまみ染め」とは、一度染めた糸にさらに部分的に差し色を入れる作業で、1箇所ずつ、職人の手仕事による糸染めが行われます。

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