藍染

information 新着情報

組合員工房のご紹介06

久留米絣協同組合の組合員(久留米絣の織元、生産者)工房をご紹介します。 各工房の詳細については「組合員工房のご紹介」ページをご覧ください。 野村織物 有限会社 明治31年創業の野村織物は令和4年に創業125周年を迎えます。 昔ながらの柄から、現代風な色柄まで、幅広い層に楽しんでいただける久留米かすりの製造を得意としています。中でも、業界内では外注がほとんどの「染め(染色)」を自社で行う色づくりには定評があり、毎年新たに50~80の新色・新柄を発表しています。 平成28年にはオンラインショップを開設し、「ハ ...

information 新着情報

【井上伝十八文様について】

2023年1月に写真を投稿しましたこちらの絣について、コメントで質問をいただきました。 久留米絣の創始者といわれる井上伝さんが織った絣の復元品とは聞いていましたが、今回のご質問をきっかけに、改めて復元の経緯を確認しました。 タイトルとその由来 この絣は「井上伝十八文様」と名付けられています。 その由来は、お伝さんが18歳の時に考案した18の模様が配置されたデザインによります。 経済産業大臣指定伝統工芸品 原本と復元の経緯について お伝さん自身によって織られた原本は、残念ながら現在では失われています。 19 ...

information 新着情報

藍の糸染め

藍で糸を染める際には、輪にした糸束を藍がめに浸けたあと数回に分けて絞ります。濡れた糸束は驚くほど大量の藍液を含んでいて、絞り切るには相当の力が必要です。 空気に触れるたびに、糸は茶褐色の藍液の色から薄緑色へ、藍色へと変わっていきます。一瞬で色合いが変化してしまうので目が離せません。 糸に空気を含ませ染め色を均一にするために、絞り切った糸束を土間で幾度も叩きます。叩き終わると藍の色はますます冴えて深まっています。 この作業を、糸が必要な濃さの色に染め上がるまで何度でも繰り返します。

© 2025 久留米絣協同組合|重要無形文化財「久留米かすり」の歴史と伝統